Webライターは個人ブログや企業サイトの記事を書く仕事ですので、極論を言えば日本語ができれば仕事ができます。
とはいっても稼ぐためには最低限の勉強は必要です。
本記事ではWebライターのはじめ方から勉強法、稼ぎ方まで詳しく解説します。
本記事の内容
- Webライターの始め方
- Webライターの勉強方法
- 案件受注のコツ
本記事の信頼性
2020年1月にWebライターをはじめた駆け出しライターですが、プロジェクト案件を2件受注しており月収2万円を達成しております。
Webライターってどのくらい稼げるの?
まずは、Webライターの収入の相場についてです。
Webライターの報酬は、よく文字単価で表されます。1文字◯◯円という感じですね。
初心者だと文字単価1円程度が現実的に狙える最大の文字単価かと思います。
文字単価1円で考えると毎日2時間程度の作業時間で3万円程度の収入となります。
詳しい、計算の条件は下記です。
計算条件
文字単価:1円
文字数:3000文字
報酬(1記事)=3,000円
1カ月の作業時間:2時間×30日=60時間
作業効率:6時間/1記事
納品記事数:60時間÷6時間/1記事=10記事
収入=3,000円×10記事=30,000円
Webライターのはじめ方
Webライターのはじめ方のは下記のとおりです。
- クラウドソーシングに登録する
- プロフィールを作成する
- 案件に提案する
- 受注
詳しく説明します。
Webライターの始め方:クラウドソーシングに登録
まずはクラウドソーシングに登録します。おすすめは下記のどちらか。
実績が分散すると効率が悪いので、どちらか1つに決めて登録しましょう。
私はランサーズで始めましたが、案件数としては大差はありません。
お好きなほうをどうぞ。
Webライターの始め方:プロフィールの登録
案件をとるにはプロフィールが大事です。素性のよくわからない人には仕事を頼みたくないですよね?
書き方は簡単、トップライターのマネをしましょう!
ランサーズの場合だと、認定ランサーの方を上から数人確認していいとこ取りで書いていけばOKです。
実績なんてないよ~と思う方もいるでしょうが大丈夫です。
初めはみんな実績はないもの、後で書きますが自分のブログがあれば実績の代わりになります。
信用が大事なので、プロフィールはできるだけ埋めましょう。
Webライターの始め方:案件に提案する
プロフィールが書けたら案件に提案していきましょう。
案件の条件は下記のとおりです。
- プロジェクト案件
- 文字単価1円以上
プロジェクト案件は長期で依頼してくれる事が多いので一件受注できれば、しばらくその案件で稼ぐことができます。 文字単価は1円以上、1円未満だとコスパが悪いです。
タスク案件という簡単な内容が多い単発の案件もありますが、成長できないのでプロジェクト案件に提案しましょう。初めの実績作りのために数件こなすくらいであればOKです。
最低10件以上は提案が必要です。複数受注できたらどうするの?など思うかもしれませんが、おそらく複数の受注はできないので気にせず複数提案していきましょう。
万が一、複数受注できたら日程調整してもらえばOKです。私は13件目で初めて受注できました。
Webライターの始め方:受注
受注できても安心してはダメです。 まずはテストライティングです。
発注者さんにもよりますが記事の書き方や注意点の連絡がありますので、それに合わせて記事を書き上げます。
発注者さんにより文体や文章構成の好みがあるため、案件の説明や発注者さんからの連絡に参考記事があれば、その記事の書き方をしっかり確認しましょう。
めでたくテストライティングに合格すれば、継続的に仕事の依頼を受けることができます。
Webライターの勉強方法
Webライターの勉強方法についてですが、おすすめの勉強方法は下記です。
- 書籍で勉強する
- ブログで勉強する
- ブログを開設する
詳しく説明していきます。
書籍で勉強する
ランディング案件では文章校正を問われる事が多いので文章法の本を読みましょう。
出来ればSEOの基礎知識も欲しいところです。
おすすめは下記です。
- 沈黙のWebライティング(SEO知識)
- 新しい文章力の教科書(文章法)
この2冊を読めば、SEOと文章法の知識は充分です。 あとは、案件をこなしながら復習していきましょう。
SEOとはSearch Engine Optimizationの略語で「検索エンジン最適化」という意味です。
要するにGoogleなどの検索サイトで上の方に表示させるためのテクニックのことです。
いろいろな書籍がありますが正直どれも基本的な内容は同じです。自分にあった本をしっかり読み込むことをおすすめします。
この2冊は書評記事を書いていますので、よろしければこちらもどうぞ
続きを見る
「沈黙のWEBライティング」は評判通りの良書でした。特にブログ始めたての人は必読。【書評】
続きを見る
「新しい文章力の教室」はWebで文章を書く人の最初の教科書としては最適です【書評】
ブログで勉強する
ライティングの案件はブログの記事が多くあるので、優秀なブログ記事を読むことも勉強になります。
おすすめのサイトは下記です。
上記のサイトでは、SEOの情報が網羅されているのでサイト内の記事を一通り読めばSEOの知識は充分です。
文章校正も参考になるので、読むときは内容だけでなく文章校正を考えながら読みましょう。
ブログを開設する
Webライターを目指すなら、併せてブログを開設することをおすすめします。
自分のブログの記事を実績として、プロフィールや提案文に記載することで案件の受注率が断然上がります。
実力の分からない初心者と実力が分かる初心者のどちらを選ぶかと言ったら、当然ながら実力がない初心者を選びますよね。
ライティングは書けば書くほど上手くなります。
5~10記事くらい書いたら、自信のある記事を実績として案件に提案していきましょう。
↓ブログを開設する方法はこちらの記事を参考にどうぞ。
続きを見る
WordPressでブログを始める方法を解説!初期費用はサーバー代の年間1万円!【MixHost版】
Webライターの案件を受注するコツ
Webライターの案件に応募してみると分かるのですが、数件の応募ではまず受注できません。
案件を受注するためのポイントは下記です。
- プロフィールを充実させる
- 提案分を工夫する
順番に説明していきます。
プロフィールを充実させる
プロフィール情報は出来るだけ多くの情報を記載しましょう。
職歴や得意な分野、ブログを運営していればポートフォリオとしてブログ記事などを記入しましょう。
発注者さんはあなたのことを全く知りません。
あなたのことをアピールできるのはプロフィールと提案文だけなので、出来るだけ情報を詰め込みましょう。
職務経験がある分野や詳しいジャンルの案件のほうが断然受注しやすいので、それらの情報は記載しておくことをおススメします。
提案文を工夫する
先ほどブログ記事を実績として提案文に記載するといいましたが、提案文に案件の内容に合ったブログ記事、もしくは自信のある1記事を実績として記載しましょう。
また案件の内容が自分の経験している分野であれば、提案文に盛り込みましょう。
案件に沿った経験があると断然受注確率があがります。
提案文はテンプレを作っておくとラクです。構成は下記のような形でOKです。
- あいさつ
- 職歴
- アピールポイント(ブログを運営している、過去の経験談など)
- 実績(ブログ運営していればブログ記事)
サラリーマンは本業以外の収入を確保すべき
ここで少し余談です。これからの時代、サラリーマンの終身雇用の時代は終わりを迎えています。
その時代を生きる方法として、本業でクビを切られないようにスキルを磨いてサラリーマンを続けるという生き方もありますが、本業以外の収入を確保するべきだと思います。
今の時代、将来に不安を抱えているサラリーマンの方は多いのではないでしょうか?
副業で収入を得られるようになると、その不安はスゴく軽くなりますよ。
Webライターに限らず、なにかしかの副業を始めてみましょう。
↓コチラの記事に詳しく書いているので参考にどうぞ
続きを見る
将来に不安を感じる会社員は副業を始めるべき【理由を解説】
Webライターはノースキルでも始められる
副業の中でも、プログラミングやブログは稼ぐまでどうしても時間が掛かります。
しかし、Webライターは最速で1カ月目から数万円の収入を狙えます。
仕事をする上で文章力は必須のスキルです。本業にもプラスになる副業ですので、ぜひ始めて見ましょう。