サービス業に次いで日本経済を支える大きな産業が製造業です。
トヨタ、ホンダ、日産など自動車業界が世界的にも強いのが日本の製造業の特徴ですね。
そんな製造業で重要な職種がエンジニアです。
機械系・電気系・情報系などエンジニアにも種類がありますが、今回は機械系エンジニアに強い転職サイト・転職エージェントを紹介します。
本記事の内容
- 機械系エンジニアに強い転職エージェント3選
- 機械系エンジニアが転職する際の注意点
本記事の信頼性
私は職歴は、新卒⇒派遣エンジニア会社に就職⇒中小製造業企業に転職⇒1部上場企業に転職しており、機械系エンジニアとして2度の転職を経験しております。
私の経験から学んだこと記事にしていこうと思います。
機械系エンジニアの職種
製品の開発、製造、品質に関わる仕事のことを機械系エンジニアといいます。最近ではものづくりエンジニアともいわれますね。
製品開発の工程ごとに業種があります。
本記事の内容
- 研究開発 ⇒新規技術や製品について検討し、実用化に向けて開発する。
- 設計・開発⇒企画された製品を設計する。
- 試作・評価⇒設計された製品を試作して問題がないか評価する。
- 生産技術⇒開発された製品の生産方法を考える。
- 品質保証⇒生産された製品の品質のチェックをする。
製品企画等の部門で企画された製品を販売できる段階まで開発することが機械系エンジニアの仕事です。
自動車業界や家電の業界では当然ながら電気部品も多数搭載しているためため、設計・開発、試作・評価の職種は電気系・ソフト系のエンジニアとも連携を取りながら製品の開発を行っていきます。
機械系エンジニアに強い転職エージェント3選
機械系エンジニアが登録したい転職エージェントについてですが、大手のエージェントだけでなく特化型エージェントの登録も推奨します。
特化型のエージェントというのは、その職種を専門に扱っている転職エージェントです。
IT系ならワークポートなんかが有名ですね。
ただ、特化型だけを登録するというわけではないです。大手のエージェントは多数の案件を保有しているので幅広く案件をもっています。
特化型と大手のどちらも登録しておきましょうということです。
機械系エンジニアに強いエージェント3選
ココがおすすめ
※エンジニア派遣大手のメイテック運営の転職エージェント。エンジニアなら登録必須です。
※マイナビエージェントは大手のサイトですが、特化型のエージェントサイトも持ってます。
※特化型ではないですが、リクナビは案件数が段違いに多いです。まず登録しましょう。
3社すべてに登録してしまっていいのですが、やりとりが面倒という方は最低2社登録しましょう。
理由を説明します。
転職エージェントの登録は2社以上を推奨
転職エージェントに登録すると、キャリアアドバイザーが転職の相談にのってくれた上で候補企業の提案から、企業への応募・面談スケジュールの調整なども行ってくれます。
ただキャリアアドバイザーにも向き不向きがあり、得意な分野が違います。
大手の転職エージェントは色々な案件を取り扱っている反面、特定の分野には弱い場合もあります。
それに対して、特化型の転職エージェントはその分野に特化しているので自分にマッチした案件の提案をしてくれます。
上記の理由から、案件数の多い大手のエージェントと特化型のエージェントの2社以上の登録を推奨します。
私が以前転職した際にはDODAとメイテックネクストに登録をしました。
メイテックネクストは多数の案件を提案がありましたが、DODAでは数社しか提案もらえなかったです。このように個人の経歴やアドバイザーの経験で提案してもらえる案件数などが変わってきます。
転職エージェントはマッチングが大事
先ほども言いましたが、転職エージェントには向き不向きがあります。アドバイザーにも得意な分野があります。なので提案される案件の質が悪い場合があります。
また、転職エージェントしての仕組みは企業に人材を紹介し就職してもらうことで企業から成功報酬をもらっています。なので企業側に採用してもらえなければ売り上げになりません。
転職エージェントも商売ですので、厳しい言い方になりますがアドバイザーが売れないと判断すれば綿密なサポートを受けられない場合があります。
そういった場合は変更出来ますので、アドバイザーが自分に合わないと感じたら変更のお願いをしましょう。
面接されるだけではなく、自分も企業を面接するべき
企業に面接に行く際は、どれだけ自分をよく見せようということを一生懸命考えます。
ただそれだけではもったいないです。その企業に転職した場合、これからずっとその企業で働くことになります。また転職するにしても数年間は働きます。
企業にもよりますが、1次面接か2次面接あたりで転職した場合に直属の上司となる方が面接官になります。
その人と働いて楽しく働けそうかという目線で面接官・企業を評価する気持ちで面接に臨むべきです。
面接では自分をよく見せるだけではなく、どういうことがやりたい・どういうことが気になるなど自分の主張をしっかりと行いましょう。
そのうえで自分はその企業で楽しく働けるかということを考えた方がいいです。
機械系エンジニアは未経験でも大丈夫?
結論としては年齢次第です。
20代後半30代前半であればエンジニア派遣会社に就職が一番早いです。
メーカー正社員になりたい場合は一度チャレンジしてもいいと思いますが、無理なら派遣エンジニアで数年働いて実務経験を積みましょう。研修も充実しているので積極的に利用してスキルアップを目指します。
30代後半となると少し難しいです。機械系の学部卒だとか整備士をやっているなど、その製品や分野の知識をある程度知っているなどのスキルがないと厳しいと思います。まずは派遣エンジニアにチャレンジです。
20代前半は第2新卒枠が狙える年齢なので、やる気をアピールして気になる企業にどんどんチャレンジしましょう。
派遣エンジニアとして働く注意点として目的はスキルアップです。派遣で働くにしても転職するにしてもスキルがないと給料アップは見込めず仕事もなくなります。
派遣エンジニアとして働くなら目的を忘れずに働きましょう。
機械系エンジニアが転職する際の注意点
現職のエンジニアの方は分かると思いますが、転職する際には検討している企業の製品の将来性を最重要に考えましょう。
機械系エンジニアは分野や業界によって必要な知識が全く異なります。製品に対する理解や専門知識も必要になってくることから、その会社で活躍するまで時間がかかります。
例えば自動車業界では金属の知識が必要ですが、携帯電話であれば金属ではなくプラスチックの知識の方が必要です。当然これだけではないですが、業界で必要知識が全く違います。
そのため、簡単に他の分野や業界に転職することは難しいです。将来性のある製品のスキルを持っていることで転職先の企業が傾いた時でも、また他の転職先を考えることができます。
自動車業界で言えば、ガソリンエンジンに関わる企業ではなく電気自動車に関わる企業を選ぼうということです。
機械系エンジニアに限った話ではないですが、将来性を見据えることが最も重要です。
まずは行動が大事⇒それから考えよう
この記事を読んでいる方は、転職を検討していて登録しようか悩んでいる方もいるかと思います。
いつ登録するのが一番なんだろうかと考えているかもしれませんが、登録するタイミングは転職を検討している段階であり、すぐに行動するがことが大事です。
会社を辞めてから転職活動をするということはやめましょう。失業保険はありますが、転職活動のリミットが決められるので自分に合った企業を選ぶ余裕がなくなります。
面接の日程調整など大変な面はありますが、仕事をしつつ転職活動をした方がより良い転職ができると思います。
転職エージェントに登録するメリットは、自分の市場価値を確認できるということです。話を聞いてみると自分の市場価値は意外に高くて、もっと年収アップが狙えるということもあります。
私も2019年に自分の市場価値が気になり転職活動をしたのですが、100万近くの年収アップに成功しました。
まずは行動してみることが大事です、話を聞いてみて転職すべきか考えましょう。
転職エージェントの登録は無料ですし、登録の時間も5分程度で終わります。面談に行くのが面倒・難しいという方には、電話での面談も可能です。
是非この機会に行動し考えてみましょう。
※エンジニア派遣大手のメイテック運営の転職エージェント。エンジニアなら登録必須です。
※マイナビエージェントは大手のサイトですが、特化型のエージェントサイトも持ってます。
※特化型ではないですが、リクナビは案件数が段違いに多いです。まず登録しましょう。