うりのすけは 今までの人生で2度の転職をしています 。
2度目の転職は2019年の6月で、2019年前半は転職活動をしていました。
結構ニッチな業種で機械系のエンジニアをやっています。
今回は、同業種の方で転職を考えている方や未経験でチャレンジしてみようって方の参考になればと思い2019年の機械系エンジニアの転職事情から転職すると決めてからやること等についてご紹介いたします。
機械系エンジニアの求人って多いの?(※2019年12月現在)
2019年の転職市場でいいますと、
求人は確実に増えています!
2019年初めから転職を考えて求人を探していたのですが、売り手市場と言われているだけあって求人は多いです。他の業種でも増えているとは思いますが、機械系エンジニアについても 5年前(2014年頃)に転職活動していた時よりも 増えていました。
実際、転職サービスに登録するとニュースなんかでよく耳にする大手企業からのオファーも数件来ていましたので大手企業に転職したい!という方にもチャンスがあるかと思います。検索すると求人応募も多く出ていました。
私が企業で面接した際に面接官の方がおっしゃっていたのは、中堅社員クラス(20代後半~30代後半)の正社員率の低下しており、その層の正社員率を上げていきたいという需要があるようです。
その年代層は派遣社員で埋めていたので会社の技術として残っていかないという問題があり、その改善のために正社員の採用を積極的に進めているとのお話でした。
なので、転職を検討している方はとりあえず転職サイトに登録してみることをおすすめします。
機械系エンジニアって求人はどんな仕事がある?
このページを見て頂いている方は、ほぼ機械系エンジニアの方でしょうが別業種の方にも分かるように機械系エンジニアの業種についてついて簡単に説明します。
機械系エンジニアの中でも業種は色々あるのですが、よく言われているのはモノづくりに関わる仕事を機械系エンジニアといいます。最近だとモノづくりエンジニアとも言われてますね。
業種をざっくり紹介すると
・研究開発 ⇒新規技術を実用化できるか検討する。
・設計・開発⇒製品を設計する。
・試作・評価⇒設計した製品を試作して問題がないか試験する。
・生産技術⇒開発した製品の生産方法を考える。
・品質保証⇒生産した製品の品質の確認をする。
求人の多さでは設計・開発が一番です。次に品質保証、続いて生産技術。試作・評価、研究開発は求人数では非常に少ないです。
機械系エンジニアは未経験でも大丈夫?
もしかすると、未経験の方もいるかと思いますので未経験で機械系エンジニアってどうなの?と思っている方にいうと、ある程度関わったことのある分野であればやりながら勉強していけば大丈夫です。ただ機械系の勉強をしていない方は初めは苦労するかと思います。(専門的になりますが、代表的なものは材料力学とか流体力学とかです)
未経験だとまずは派遣で経験してみるとかも考えると思います。否定はしませんが派遣で始める場合はある程度技術がついたら早く転職することをお勧めします。
わたしも新卒で派遣エンジニアとして就職しました。ホントに技術が高い人は給料も高いですが大半はそこまで給料はあがりません。派遣先の業務で技術が学べないと感じたら早く異動することも大事です。
まずは正社員で転職活動してみて、難しいようなら派遣で経験を積むという考えた方がいいです。
私は新卒から6年位ゆる~い派遣先でのらりくらり仕事をしていたので非常に時間を無駄にしました。 転職市場では、年齢は最大の武器になります。30代のそこそこのキャリアよりも第2新卒の方が評価は高いです。時間を無駄にせずに転職活動をしましょう。
・まずは正社員で転職を考える。
・派遣で始める場合は、ある程度技術が学べたら早く転職する。
・派遣先の業務で成長を見込めない場合は、早く異動する。
・できれば機械系の学問を勉強しておく。
未経験の方で派遣エンジニアになりたいという方はこちらの記事もどうぞ。
未経験で派遣エンジニアになることのメリット・デメリットを紹介【 元派遣エンジニアが語る 】
転職活動を決意!まずやることは?
転職を決めたら、早速行動していきましょう。
やるべきことは下記です。
・転職理由、転職の目的、スケジュールを決める
・履歴書・職務経歴書を作成
・転職サイトに登録
・転職エージェントに登録
順番に説明していきます。
転職理由、スケジュールを決める
転職すると決めたら、まずは転職の理由と目的・ある程度のスケジュールを決めましょう。
理由と目的を明確にして、優先する条件をしっかり整理しておかないと転職活動を進めるなかで迷いが出てきて希望ではない転職先を選んでしまう場合があります。一度転職してしまうとすぐにまた転職とはいけないのでしっかり自分の希望に合致した企業を選べるように一度整理しておきましょう。
スケジュールについては、ダラダラと時間だけが過ぎて面倒くさくなったり、現職が忙しくなって後回しになるなど動けなくなるので半年後に転職する!など目標を決めておきましょう。
転職エージェントの方のお話では転職を成功させている人は、大体3か月程度とのこと。実際、私も2回転職してきましたが、どちらも3か月以内で転職しました。
履歴書・職務経歴書の作成
履歴書については就職の際に皆さん書かれているので問題ないかと思いますが、職務経歴書については初転職の方は書いたことはないかと思います。
職務経歴書のポイントは「自分のキャリアの整理」です。
まずは自分のキャリアを整理し、経験やスキル・強みなどを明確にしましょう。
それから、どの時期にどんな仕事をしてどんな経験・スキルが身についたかをまとめていきます。その際に「不具合率を〇%改善しました」「製品原価を〇%低減しました」などの実績なんかがあるとアピールになるのでそういった実績も盛り込めるとベストです。
転職サイトなどにテンプレが豊富にありますので参考にすると作りやすいです。
転職サイトに登録
ここまで準備ができたら、転職サイトに登録します。
転職サイトに登録する目的はどんな求人があるか、どのくらいの年収が狙えるかなど自分の希望条件を整理する目的で眺めるような使い方をおススメします。
転職サイトによって得意な分野もありますが、大手サイトに登録しておきましょう。キャリコネなどは口コミ情報が見れるので、こちらも登録しておいた方がいいです。
現職に勤務しながらの転職活動では時間がなかなか取れないので、基本的には転職エージェントの利用を推奨します。
大手のサイトではスカウト機能があります。登録しておけば企業からオファーがくるので設定しておきましょう。
登録すべき転職サイト
おススメの転職サイトは下記です。
基本的には複数の登録をおススメします(2社程度)
リクナビNEXT
公式サイト:リクナビNEXT
まずは、転職サイトの最大手「リクナビNEXT」です。
やはり、求人数が非常に多いです。分野も多岐にわたってカバーされているので登録必須の転職サイトです。職務経歴書や履歴書のテンプレなんかも充実しているので、そちらもしっかり活用していきましょう。
スカウト機能をONにしておくと企業からオファーがバシバシくるので利用をおススメします。職務経歴書や自己アピールを詳細に記入することでオファーの数が変わってくるのでしっかり入力しましょう。
DODA
公式サイト: DODA
DODAはリクナビNEXTに次いで、求人数が多いのでこちらも登録しておきましょう。
転職サイトによって、取り扱っていない求人もあるので複数のサイトに登録しておく事をおススメします。
キャリコネ
公式サイト:10万件の企業口コミ。キャリコネ
企業の口コミがみられるサイトです。
次に紹介する転職会議も同様のサイトになりますが、実際に面接した人や働いている人や退職した人の生の声が聞けるので気になる企業の情報収集におススメです。転職サポートも行っていて、口コミから得られた企業の内情を活かした提案をしてくれるようなので転職の際の不安になる入った後のギャップも埋めることができます。
その他、時事ニュースや転職コラムの紹介もあるので登録だけして口コミなどの情報収取のみを行うといった使い方もおススメします。
転職会議
公式サイト: 転職会議
転職会議 はキャリコネと同様に企業の口コミ情報が見れるサイトです。。
見たい企業の情報が無い場合もあるので複数登録しておくと見つかる場合もあるので登録してきましょう。求人情報も併せて取り扱っており、案件数が他のサイトに比べて非常に多いです。
スカウトサービスもあり求人数が多いので、考えていなかった分野からのオファーがある場合もあります。広い視野をもって転職活動を進めることができますので登録しておくことをおススメします。
転職サイトに登録しすぎても探すのが大変・メールに埋もれるというような状態になりますので2~3個程度をおススメめします。
転職エージェントに登録する
転職サイトに登録して、求人を探していると分かるのですが求人多すぎ。。。ある程度分野が絞れているとか狙いの企業があるという場合はいいですが、幅広く探したいといった場合は数ある求人から探していくのは骨が折れます。
そんな時に便利なのが転職エージェントです。
簡単に言うと、「転職の手助けをしてくれるマネージャー」のようなサービスです。
希望の求人の紹介から面接対策、日程調整などの面接サポート、内定後の退職・入社の手続きのサポートまで行ってくれます。
こちらも転職サイトと同じで得意分野があるエージェントがあるので複数登録をおススメします。
・リクルートエージェント
・dodaエージェントサービス
・ビズリーチ
・メイテックネクスト※エンジニア向け
登録すべき転職エージェント
リクルートエージェント
公式サイト:リクルートエージェント
リクナビの転職エージェントが リクルートエージェント です。
業界最大手で求人が多いだけあって、総合的に求人を提案してくれます。エージェント登録することで非公開求人が見れるようになったりメリットもあるので、まず登録したいエージェントになります。
大手なので面接の日程調整などがWEB上でできたりと便利です。メールでやり取りするのも面倒ですし万が一埋もれてしまって見逃すとチャンスを失うのでこの辺りはおススメです。
DODA転職エージェント
公式サイト:dodaエージェントサービス
こちらもDODAの転職エージェント「dodaエージェントサービス」です。
リクナビと同様で大手なので求人の提案も多いですし、WEB上の手続きもできるのでリクナビと併せて登録しておくといいと思います。DODAは1回目の転職の際に利用していましたがキャリアが浅い+年収も低かったので、案件紹介は少なかったです。
なので、機械系エンジニアの案件は少ないかもしれないです。ただ「設計・開発」の経験があれば案件は各段に増えてくるので、設計経験ありの方は問題ないかと思います。
ビズリーチ
公式サイト:ビズリーチ
ビズリーチ はハイクラス向けの転職サイトになります。
ある程度の年収がある方であればエージェントや企業からスカウトがバシバシ来ます。
全般的に外資系や年収の高い求人の紹介をしてくれるので、500万程度以上の年収の方は登録をおススメします。2回目の転職では登録してみましたが、しっかりとキャリアを入力してプロフィールを更新していれば頻繁にスカウトからの連絡がありました。
提案案件も条件のいいものが多かったです。
エンジニア専門の転職支援は「メイテックネクスト」
公式サイト:エンジニア専門の転職支援は「メイテックネクスト」
メイテックネクストは人材派遣会社の大手メイテックが運営している転職エージェントになります。
メイテックはエンジニアの派遣会社ではトップクラスの会社なのでエンジニア案件は非常に多く取り扱っています。私も転職活動をしていた際は利用していましたが、求人量は抜群に多かったです。担当のエージェントにもよりますが、私を担当してくれた方は非常にレスポンスも良く面接対策も綿密にしてくれたのでとても助かりました。
ただ、面談の際にもれなくメイテックの企業説明会へのお誘いがついているので派遣業界に興味のない方は謹んでお断りしましょう。
その他、転職エージェントも色々あります。得意分野がまちまちなので複数登録は必要ですが、管理できるようにある程度は数を絞って登録しましょう。
まとめ:機械系エンジニアの求人は増えている!
今回は2019年の機械系エンジニアの求人について転職事情についてご紹介しました。
売り手市場という世の中ですので、求人は多くなっています。
今の職場に不満があるなど転職を考えている方は、登録は無料なので転職サイト or 転職エージェントに登録してみて情報だけでも集めてみるということを考えてみてはどうでしょうか?
・リクルートエージェント
・dodaエージェントサービス
・ビズリーチ
・メイテックネクスト※エンジニア向け
ふと転職を考える方は結構いるかと思うんですけど、まずは求人サイトに登録して今の年収と比較してみるといいかと思います。
それで、今の年収とこれからの昇給を考えてメリットがあるなら転職活動を始めるべきです。「時は金なり」といいますが転職市場で年齢は最重要なので、決めたら出来るだけ早く動くべきです!
・2019年の機械系エンジニアの求人は増えている!
・機械系エンジニアの職種はこんな感じ
・未経験でも頑張れば大丈夫!
・転職を決めたら、自分のキャリアの整理と目標設定をする!
・転職サイトと転職エージェントに登録しよう!
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