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未経験で派遣エンジニアになるメリット・デメリットを紹介【元派遣エンジニアが語る】

2020年1月5日

機械系エンジニア未経験
うりのすけ
 
 

こんにちは。うりのすけです。
私は新卒で機械系の派遣会社に就職し派遣エンジニアとして8年間勤務していました。その後、2度転職を行い現在は大手企業の正社員として働いています。

新卒から8年間派遣社員として働くなかで、色々な派遣エンジニアの方と仕事をしてきました。その経験から未経験で派遣社員になることのメリット・デメリットをご紹介いたします。

 

※今回ご紹介するのは事務職等の一般派遣ではなく正社員型のエンジニア派遣の紹介となります。

派遣エンジニアってどんな仕事?

派遣エンジニアになるメリット・デメリット

派遣社員というと時給制で安定しないんじゃないかな?というイメージが強いかと思いますが、派遣エンジニアはよく想像する時給制の派遣社員とは違います。

派遣エンジニアは技術者の派遣を専門にしている会社の社員となり、給料についても時給制ではなく月給制の正社員となります。もちろん会社の業績によりボーナスがでる会社もあります。

派遣エンジニアは自社か企業に派遣され、派遣先に常駐して業務を行います。派遣先企業との契約により半年~2年の間で契約更新があります。

派遣会社の正社員ではあるのですが、自社で業務を行うことはなく基本的に派遣先の企業で業務を行うことになります。

 

各々について説明していきます。

派遣エンジニアのメリット

派遣エンジニアのメリット

まずメリットの部分から説明していきます。

 

派遣エンジニアのデメリット

・責任のあるコア業務は任せられ難い
・派遣先の状況により契約解除の可能性がある
・派遣先や業務内容によってはスキルが身につかない
・スキルがないと大幅な収入アップは見込めない
・シニア年代になると厳しい面もある

 

大企業での業務経験を得られる

大手の派遣エンジニア会社は基本的に東証一部上場のような大手企業との取引が多いです。

なので新卒で入るのは難しいような大手の会社で働く経験ができます。

コア業務を任せられるようなことはあまりないですが、正社員の方と同様の業務を行うためエンジニアとしての実務スキルでいえば充分な実務経験が得られます

そのため、派遣エンジニアとして実務経験を重ねてメーカーの正社員に転職するという選択肢もあります。

 

会社の経費でスキルを身に着けられる

大手の派遣エンジニア会社であれば、基本的に研修制度が充実しています。

機械エンジニアでいえば3次元CADや機械設計の講座など、電気エンジニアであれば電気回路設計の講座などスクール等に通うと数十万円かかるようなスキルも会社の設備や経費で習得することができます。

ただし、自分で希望ださないと受講できない場合が多いので積極的に会社の研修制度を利用してスキルを身に着けていきましょう。

 

色々な分野の仕事ができる(個人の能力による)

自分の好きな分野、気になる分野で仕事ができるのも派遣エンジニアならではのメリットとなります。

自動車業界でエンジンの設計をしていたけど、今度は燃料電池の仕事をしてみたいといった場合にその企業の案件を営業に問い合わせてシフトするといったことも可能です。

ただし、当然ながらそのスキルがなければシフトはできないので自分のスキルを常に磨いておく必要があります。

 

実務だけをやり続けられる

メーカーの正社員になると、ある程度の年齢になるとマネジメントを求められます。

加えて後輩の指導や新しい派遣エンジニアの指導なども求められ、実務として自分の手を動かすことはどんどんなくなっていきます。

それに対して派遣エンジニアは常に実務のことだけを考えられるので生涯エンジニアとして実務でスキルを磨いて行きたいという方にはメリットとなります。

 

個人のスキルで昇給は可能

経験上、派遣エンジニアで高収入の方は当然ながらスキルが高いです。

派遣エンジニアは給料は企業からのチャージ(時間単価の契約料)でほぼ決まっています。スキルが高い方は派遣企業からのチャージも高くなります。

言い換えれば派遣企業からのチャージが上がれば派遣会社と給料アップの交渉もできます

フリーランスに似たような考えですね。

派遣エンジニアのデメリット 

派遣エンジニアのデメリット 

対して、デメリットの部分です。

 

派遣エンジニアのデメリット

・責任のあるコア業務は任せられ難い
・派遣先の状況により契約解除の可能性がある
・派遣先や業務内容によってはスキルが身につかない
・スキルがないと大幅な収入アップは見込めない
・シニア年代になると厳しい面もある

 

責任のあるコア業務は任せられ難い

基本的には、コア業務と呼ばれる責任のある仕事は任せられ難いです。

加えてマネジメントのような部分もあまり学ぶことができないです。

実務スキルを極めていきたいという方には最適ですが、転職を考える場合には30代までには判断しないと選択肢が限られてきます。

 

派遣先の状況により契約解除の可能性がある

派遣エンジニアの宿命ですが、派遣先の方針や業績により契約解除となることがあります。

派遣企業の業績が悪化してきた場合に真っ先に切られるのは派遣エンジニアです

企業は正社員を守らなければならないので当然ですね。

 

派遣先や業務内容によってはスキルが身につかない

新卒や未経験の場合は、製品評価などの部署に派遣されることも多いです。

スキルが身につかないということはないですが、派遣企業によっては単純作業の繰り返しという場合もあるので、この仕事をしていてもスキルが身につかないと感じるような業務であれば早く異動希望を出すべきです

実際に私が新卒で派遣された企業ではあまりスキルアップは望めない部署でしたが、業務自体は楽なので甘えてしまい数年間の時間を無駄にしてしまいました。

 

スキルがないと大幅な収入アップは見込めない

私の場合は始めに派遣された企業でスキルアップができなかったこともあり、昇給は定期昇給のみで収入はずっと低かったです。

30代手前の年収で400万程度でした。

派遣業界大手のメイテックなんかは30歳で年収600万程度とも聞くのでスキル次第で収入は大きく変わってくると考えられます。

まとめ:未経験の派遣エンジニアはスキルが必須

まとめ:未経験の派遣エンジニアはスキルが必須

未経験で派遣エンジニアなるのであれば、積極的に会社を利用してスキルを身に着けましょう。

高いスキルを持っていれば、そのまま派遣エンジニアとして仕事をするにしても高収入が望めますしメーカーの正社員への転職も考えることができます。

研修制度が充実していたり大企業での実務経験が得られるなどスキルを身に着ける環境は充実しているため、どういう選択をするにせよ積極的にスキルを磨いて行きましょう。

 

うりのすけ
 
 

未経験で新しい分野に挑戦するのは不安も大きいですし、実際に始めは非常に苦労する部分は多いです。。
私も派遣エンジニアの時代に別分野へシフトチェンジしたときは非常に大変でした。しかし、その後メーカーへ転職できるなどキャリアアップにつながるので積極的に挑戦してみましょう。

 

転職活動は転職エージェントの利用を推奨

転職活動は転職エージェントの利用を推奨

転職経験のある方は知っているかもしれませんが、転職の際は転職エージェントという転職支援サービスを利用すると転職活動をスムーズに進めることができます。

転職エージェントに登録すると、キャリアアドバイザーが転職の相談にのってくれた上で候補企業の提案から、企業への応募・面談スケジュールの調整なども行ってくれます。

転職エージェントだけが持っている非公開求人があることも利用するメリットの一つとなります。

キャリアアドバイザーは企業の担当の方と面識あるので、企業側がどんな人材を希望しているかなど情報を多くもっていたり担当の方にプッシュしてもらうことができ、自身で応募するよりも選考が有利になることもあります。

ただ、アドバイザーとの相性が非常に大事でハズレのアドバイザーもいます。

私も転職のときには転職エージェントを利用しましたが、A社のエージェントはレスポンスが良くてどんどん案件を提案してくれるけどB社のエージェントは連絡が全くないなということもありました。

そういった場合は、キャリアアドバイザーを変更してもらうことや違う転職エージェントを利用することを考えましょう。

転職活動を行う場合は現職に勤めながら転職活動を行う方が大半だと思います。

なかなか時間が取れない場合が多いので転職エージェントを利用して効率的に転職活動を進めましょう。

推奨する転職エージェントの登録方法は2社登録

転職エージェントは2社以上登録することを推奨します。

1.大手の転職エージェント
2.特化型の転職エージェント

 

大手の転職エージェントで求人数が圧倒的に多いので幅広く転職先を選べます。

対して特化型の転職エージェントはその分野の案件を多くもっているので、自分のキャリアに沿った転職先を選ぶことができます。

転職エージェントごとに特異な分野が違うので複数社の登録を推奨します。

 

大手ならリクルートエージェント

大手ならリクルートエージェント

大手の転職エージェントであればリクルートエージェントがおススメです。

転職サイト大手リクナビNEXTの転職支援サービスで利用する最大のメリットは実績、求人数の多さです。

他の競合と比較しても豊富な求人を持っているので、希望の求人が見つかる可能性が高いです。

また、最大手だけあってサポート面についても非常に充実しており、職務経歴書の添削や面接対策サポートなど転職活動のときに一番悩む部分もしっかり相談に乗ってくれます。

注意点として、豊富なキャリアアドバイザーを売りにしていますが当たりはずれが多いという口コミも多くあります。

自分に合わないと感じた場合にはネット上で変更の依頼ができますので、すぐに変更してもらいましょう。

リクルートエージェントの公式ページへ

 

その他にも大手の転職エージェントはありますので、このエージェントは合わないや他のエージェントを利用してみたいという場合は他のエージェントにも登録してみるのも良いと思います。

その他、大手の転職エージェント

 

エンジニア専門の転職支援は「メイテックネクスト」

エンジニア特化型ならメイテックネクスト

メイテックネクストはエンジニア派遣会社最大手のメイテックが運営している転職支援サービスで、エンジニア案件のみを扱うエンジニアに特化した転職エージェントです。

メイテックネクストのアドバイザーは全て技術者出身の方が担当しており、機械系・電気系・ソフト系と各分野ごとに担当が分かれています。

そのためアドバイザーの方は各業界に精通しており、エンジニアの希望や悩みを分かったうえで今後のキャリアについての相談に乗ってくれます。

エンジニアの希望をよく理解してくれるため、提案求人も満足度が高いものを紹介してくれます。

実際に私が 転職サポートを受けていた時は、紹介頂ける求人は非常に多かったですし求人の質も高いものが多かったです。

また面接の事前対策についても企業についての詳しい情報や求められている人材についての情報から、自分のキャリアのどの部分をアピールしたらいいかなど綿密なアドバイスをいただけたので非常に参考になりました 。

エンジニア専門の転職支援は「メイテックネクスト」

 

その他の分野でも特化した転職エージェントがありますので、自分の分野に特化した転職支援サービスも登録しておくと希望の求人が見つかりやすくなります。

 

その他、特化型転職エージェント

ワークポート(IT系)
マイナビエージェント×ITエンジニア向け(IT系)
マイナビエージェント×モノづくりエンジニア向け(エンジニア系)
・ロバート・ウォルターズ・ジャパン(外資系)

 

 

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うりのすけ

フォートナイトが大好きでフォトナ歴1年半の3児の父です。 フォートナイト初心者の方がフォートナイトを楽しめるように初心者向けの情報を発信しています。 子どもに勧められて始めたフォートナイトですが、こどもに負けないぐらいハマってしまいました。 毎日、子どもたちが寝静まった夜中、練習に励んでます。

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